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第20回弁論期日(熊本)

  • 2017.04.24
    本日、熊本訴訟第20回弁論期日が開かれました。
    弁論に先立つ門前集会では、森正直原告団長、寺内大介弁護団事務局長の挨拶のあと、社民党 熊本県連合幹事長今泉克己氏、熊本県労働組合総連合重松淳平氏から連帯のご挨拶をいただき ました。
    今泉氏は「この裁判で勝訴判決を勝ち取ることはすべての水俣病被害者の救済につながる重要なものです。勝訴判決を勝ち取るまで社民党は固く固く連帯していきます。」と述べました。
    重松氏は、「5月1日は、メーデーであるとともに水俣病の 公式確認から61年という節目の日。国民一人一人につき全面 解決を目指して、知恵をだしあい、水俣で起こったことを二度 と繰り返さないように総力あげて闘いましょう。」と述べました。
    弁論期日では、村上雅人弁護士が、昭和32年頃、水俣湾及び周辺海域の魚介類について漁獲と消費を控えていたという国と県の主張が誤っていることについて、地図で海域を示しながら、説明しました。
    進行協議期日後、報告集会が開かれました。報告集会では、森正直原告団長が「水俣病を支える政治運動をしていくことが大事。国民世論をさらに大きくすることが求められている。 この2年の取り組みで勝敗が決まる。1312名の原告が一枚岩の団結で頑張ろう。」と述べました。

水俣病不知火患者会