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近畿訴訟の第6陣提訴(12名、計104名)

  • 2016.09.02
    本日、大阪地方裁判所で、ノーモア・ミナマタ近畿第2次訴訟の第6陣提訴が行われました。

    新たに原告に加わったのは12名で、近畿訴訟の原告団は合計104名になり、遂に近畿の原告も100名を超えました。

    第4陣原告の平均年齢は59.9歳、40代から70代までの男性6人女性6人で、特措法のいわゆる対象地域外の方が8名、対象年代外の方が2名含まれています。特措法に申請し非該当とされた方が1名、申請していない方が11名です。
    第6陣原告のうち7名は、熊本・鹿児島から転居して、現在は大阪府や兵庫県、滋賀県の近畿一円に居住されている方です。残りの5名は、愛知県と岐阜県の中部圏に居住されている方です。
    提訴前、大阪地方裁判所近くの弁護士会館で、熊本から応援に駆けつけてくれた熊本原告団副団長の上田さんが挨拶し、近畿のみならず全国で皆で団結して闘っていることを再確認しました。

    (提訴前の集会の様子)



    提訴後、大阪地方裁判所近くの大阪弁護士会館で集会を行いました。
    第6陣の原告の方だけでなく、第1陣から第5陣の原告の方も参加してそれぞれに水俣病の苦しみ、救済されない不合理さを訴え、裁判で闘っていく重要性を確認しました。
    その後、弁護団、熊本から応援に駆けつけてくれた支援の方など、提訴行動に参加した全員が挨拶し、今後の戦いに向けて全員で決意を新たにしました。

    なお、近畿訴訟の第6回口頭弁論期日は2016(平成28)年10月28日午後2時から、第7回口頭弁論期日は12月16日(金)午後2時から、大阪地方裁判所の大法廷で行われます。

    (提訴前、大阪地方裁判所前)



水俣病不知火患者会