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第5回弁論期日(近畿)

  • 2016.07.01
    本日午後2時から,ノーモア・ミナマタ近畿第2次訴訟の第5回口頭弁論期日が行われました。

    口頭弁論前,AP大阪淀屋橋で,井奥弁護団事務局長が挨拶し,曝露担当弁護士が本日の弁論で話す曝露について簡単な説明をおこないました。

    法廷では,今回第1回期日を迎えた第5陣の原告1名が意見陳述をおこない,水俣病の苦しみ,救済されない不合理さなどを訴えました。
    その後,福光弁護士が,今回提出した書面の内容である曝露に関し,立証資料が乏しいことによって原告が不利益を被ることが不当であること,行政における線引きの不合理性,不知火海全域が汚染されており,地域外・年代外の原告も曝露されていることなどを訴えました。

    今回,進行協議は,原告ら同席のもと行われ,今後の進行等について確認がなされたため,原告らも進行協議で普段何が行われているか感じることができたように思います。

    進行協議の後の報告集会では,徳井弁護団長が挨拶し,弁護団から,口頭弁論の解説,次回提出予定の書面の概要説明などを行いました。前回に引き続き熊本から駆け付けた村山弁護士からは,熊本の裁判の状況の報告がありました。

    次回期日は,10月28日(金)午後2:00です。
    また,次々回期日も決まり,次々回は12月16日(金)午後2:00です。

    今回,裁判長が交代したこともあり,次回期日前の
    9月14(水)午後2:00から進行協議期日が行われる予定です。

    今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

    (報告集会の様子)



    (団結ガンバロー)



水俣病不知火患者会